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古いパソコンを再生利用しましょう 何百万台も廃棄状態にあると言われているWindows XP のパソコン。2014,4,9にサポー トを打ち切られ、セキュリティ問題でも使えない現状です。しかし、新しいWindows のマ シンを購入出来る方は恵まれてますが、先日まで便利に多用してたのに…と、悲しく、も ったいない…などと感傷的になってしまうのも事実です。これらのパソコンを何とかまた現 場に復帰させたいと思い、ちょっと考えました。 程度の良い、綺麗なXPマシンはたくさん死んだまま転がってますが、大体メモリーが250 MB程度と少ないので、まず増設して、500MB以上を目指して下さい。 CPUの性能は1GHz以上あればそんなにストレスを感じません。しかし、CeleronMの様な PAE非対応CPUでは使えないOSがありますので、事前に調べておく必要があります。 * Ver.によっては(古いモノ)使えるものもあります。 ここに紹介したノートパソコン FMV-830MG はCPUがCeleronM 1.5GHz,メモリー256MB ハードディスク20GB というものです。メモリーは256MB追加して500MBにしましたが、これ で本当にサクサク働く感じになっています。 |
この低スペックでは、今評判のUbuntu のインストールは無理であり、より軽い Linuxを探しました。Lubuntu を最初に試してみたのですが、 WiFi(無線)のチップを認識せずに、ワイヤードでLAN接続にする事になりました。そこで、いろいろと試すうちに、最も快適に動く open SUSE (スージー)を導入することにしたのです。このLinuxはWebから簡単に手に入ります。このISO ファイルをDVDに焼いて、インストールする訳です。 SUSEはドイツでよく練られて出来たらしいですが、とてもまじめなOSです。ゲームや音楽等を利用するにはアプリケーションが全く入ってなくて、 インストールするには少し苦労しますが、逆にLibreOfficce等は標準で入ってますので、ビジネス専門パソコンになってしまうのです。 ここで、作ったファイルはMicroSoft のOffice と互換性があり、正直ソフト代が助かると言っても良いです。 ついでですが、テキストエディターはKWriteですがこれも互換性バッチリです。またWebブラウザはFireFox です。Windows で多用していたもの と同じですから、違和感はありませんし、同じMozillaのメーラーThunderBird をDLして使うと、Linux という環境を忘れてしまいます。 【付録】 openSUSEは一番新しいver.13.2 を使ってますが、年々新しく更新されますから、常に新しいOSを利用していると言う訳です。概してLinux はウィルスに強いと言われるのはこのあたりの事ですよね。またファイル等はwindows と両方で利用し合ってますから、まあ1台ノートパソコン が増えたと思えば良いわけですよね。これは試して無いのですが、Wine というアプリを入れるとWindowsのソフトがこの上で動くそうです。 Windows との境がなくなりますよね。 |