C-Map の簡単導入法について
 * スマホやi-Phone でも同じ事が出来ますが、画面が小さいと地図が見づらいので、今回はタブレット
   (アンドロイド)やi-Pad(i-OS)について記述しています。
Tablet(今回はこれを中心)やi-Pad のアプリにC-Map があります。
これを入れたら、海図が簡単に見れるようになりますし、GPS機能を働かせたら、その上に
自艇の位置も示すことが出来ます。C-Mapは\2,500。高価なナビ等は購入しなくても済
みます。では、その導入法を紹介いたします。
C-MAPの購入はGoogle PlayでなくJEPPESENから
               
 先ずはJESPERSENのPlan2Navの事。これは無料の航法アプリとしてPlayStore
から導入できます。このままでは、大雑把な海岸線だけで、灯台や浮灯などの
航海標識がまったくない海図となります。ここにC-Mapを関連づける訳です。
 それにはJEPPESENが用意する電子海図管理アプリ「Jeppesen Marine Maps 
Manager」(以下、Marine MM)を導入して、ここからC-MAPの購入と管理をして
行くことにします。
 つまりPlan2Navを導入するときにMarine MMも導入し、その管理機能も
Plan2Navから呼び出すので、Marine MMの存在は意識することはありません。

 追って説明しますね。
 Plan2Navを導入する時に「Store」メニューからユーザー登録をします。
 メールアドレスとパスワード、ユーザーの国籍、さらには、住所や電話番号
といった個人情報からC-MAP購入時の支払いに使うクレジットカード情報まで登
録します。これはC-MAPをGooglePlayではなくJEPPESENのオンラインショップか
ら購入するからです。
こんなアイコンがPlan2Nav です。これを開いて、下のメニューから作業に入ります。
(ドコモかグーグルストアから…無料)この時グーグルのアカウントが必要
 ユーザー登録を終えると、Plan2Navで利用するC-MAPを購入できる様になりま
す。Plan2NavのメニューからStore→Maps Catalogueとたどると購入する電子海
図を選択する画面になります。
 目的の海域を選ぶのに最も手早いのは、Seachから地名を(Niigata とか)入
力します。日本近海を収録するC-MAPエリアは
「AN-I013.09:KAMCHAKKA PENINSULA AND KURIL ISLANNDS」
「AN-I204.32:JAPAN,AND NORTH AND SOUTH KOEA
「PC-I203.09:CAROLONAS,KIRIBATI、MARSHALL,MARIANAS」
「RS-I207.09:HOKKAIDO AND SAKHALIN ISLANDS」です。
中でもAN-I204.32に日本海域がすべて収まってます。価格は2500円。
購入するC-MAPを選択するとオンライン決済の処理に移行します。
 C-MAPの導入はダウンロードしてから

 オンライン決済から購入手続きを終えてもC-MAPはまだデバイスに表れて来ま
せん。Plan2Navで使えないのです。JEPPESENはユーザーそれぞれにオンライン
ストレージエリア(ON THE CLOUD)を設けて、C-MAPをそこに保存するのです。
Plan2Navで利用するには、ON THE CLOUDから使うAndroidデバイスにダウンロー
ドしなければなりません。AN-I204.9の容量は136.3MBです。これに、最初にダウ
ンロードを求めてくる無料のWWI304の容量112.4MBを加えた248.7MBが、日本海域
でPlan2Navを使う場合に必要なメモリ容量です。
 2013年からは、ユーザーが同じなら複数のAndroidデバイスに導入できるように
なりました。 

      海図のカバー範囲      海図の名称確認     DL枠をクリック
   
DL状態が緑色で示される(数分かかる)  再度起動して…海図が出てくる   メールでの請求書

 * C-Mapは2千円程だと良く話に出るが、イタリアから請求書が来る。レートが問題ですよね。
  今回は2,500JPY とあった。